【心理学】横田悠季先生にインタビューyokotayuuki

心理学の専門家、横田悠季先生の特別インタビューです。

先生はどのような出会いや経験を経て、現在の自分を形作られたのでしょうか。そして、ビューティ&ウェルネス専門職大学で教育にかける熱い想いは?

先生のストーリーから、きっと新しい何かが見つかるはず!

心理学という専門分野を選んだきっかけ、出会いなどを教えてください

心理学の扉を開いた高校時代の直感

この道を選んだきっかけについて話すと、高校時代にさかのぼります。当時、私はコーラス部に所属し、パートリーダーを務めるほど部活動に熱中していました。それがあまりにも楽しく、気づけば高校3年の春が来ていました。そして、ふと周りを見渡すと、同級生たちはすでに受験勉強に励んでおり、私だけが何も考えずに時間を過ごしていることに気がつきました。

自分の将来について真剣に考え始めたある日、偶然目にした児童虐待を特集するテレビ番組が、私の心を動かしました。この番組を見て、人の心理的支援に深い興味を抱くようになりました

この興味を追求することを決意し、親と相談したところ、心理カウンセラーをしている知人を紹介してもらいました。その方との話を通じて、臨床心理学専攻へと具体化し、進学する大学についてもアドバイスを受けました。この時の直感が、私のキャリアの方向性を決める大きな転機となりました。

 

心理学の学びや経験の中で、特に意義深かったこと、また挑戦や困難に直面したエピソードがあれば、お聞かせください

挑戦!そして自信喪失・・・

心理士を目指し臨床心理学を専攻して大学に進みましたが、大学3年の時、さまざまな事例に触れる中で、自分は共感するスキルが乏しいと感じ、心理士になることへの自信を失いました。意欲的な同級生と自己比較するうちに心理士になることへの希望を見失ってしまったのです。

転機:支え合いを通じて見つけた心理士への道

これまで自分は自力で困難を乗り越えられると思っていましたが、今までにない自分の無力さに直面しました。このとき、初めて他人に相談することで心が軽くなった経験を得ました。

 

誰かから相談されることは好きでしたが、自分から人に相談することに抵抗がありました。自分の弱みを見せるということに恥ずかしさを感じていたのです。それでも、様々な人に心を開きサポートを求めた結果、人の優しさに触れ、人との関わりを通した自己成長を深く実感することができました。

これまでの経験を活かし「ケアの循環」を

 

この経験を経て、心理士になりたいという思いを再確認し、大学院への挑戦を決心しました。

心理カウンセリングで大切にしている考えは「ケアの循環」です。自分が他人から受けたケアに対して感謝を感じ、そして今度は自分が他人をケアしていく、この「ケアの循環」が社会にとって大切だと考えています。

自分一人だけでは乗り越えられない壁にぶつかった時、決して一人だけで乗り越える必要はありません。そして他人の力を借りることは決して悪いことではありません。この経験が心理士として支援する上で重視していることです。

 

 

ビューティ&ウェルネス専門職大学で学ぶ心理学の魅力について教えてください

心理学は幅広い!生物学から社会学まで

 

心理学は非常に幅広い学問で、生物学的な要素が強い一面がある一方、社会学に近い領域でもあります。心は生物学そして社会的な領域密接に関連しています。

まず心を理解する上で、心と体のメカニズムを理解する必要があると考えています。本学では、身体構造学をはじめとする多様な身体に関する科目を提供しており、エステティックやフィットネスなど、身体を扱う職業に関心がある学生に心と身体の関係性についての深い理解を求めています。

美容と心理学、質の高い対人サービス

 

本学ではメイクや美容の技術も学びますが、顧客満足度の高いサービスを提供するには、技術を得るだけでは不十分で、コミュニケーション能力が不可欠です。提供するサービスの内容だけでなく、その提供の仕方が顧客満足度を左右します。

 

顧客の心理状態そしてニーズ期待を理解することが、優れた対人サービスを行う上で欠かせません。ただマニュアルに従うのではなく、顧客の状態に応じた柔軟な対応が求められます。これこそが、対人サービスで求められるスキルだと私は考えます。

本学で心理学やカウンセリングの知識を身につけることで、質の高いサービス提供するスキルを向上させることが出来ると考えます。

入学を考えている高校生にメッセージをお願いします

専門職大学は、その名の通り専門性を重視しており、私たちは皆さんにビューティ&ウェルネス業界でプロフェッショナルとして活躍していただきたいと願っています。

 

心理学やカウンセリングの知識を習得しないと、決してコミュニケーションが出来ないという訳ではありません。しかし、ビューティ&ウェルネス業界で、プロフェッショナルとして活躍したいのならば、専門的な知識を習得し、広い視野を持つことが必要だと思います。皆さんがそのような広い視野を持ち、業界で活躍し社会貢献出来る人材になることを期待しています

 

 

PROFILE

横田悠季 講師

  • 担当科目:心理学/カウンセリング論/カウンセリング演習/総合演習Ⅰ・Ⅱ
  • 経歴:お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻 博士後期課程修了 
  • 博士(社会科学)/ 公認心理師・臨床心理

 

 

美と健康の未来を築く 教員インタビュー特別編

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