お知らせ過去の講演
第25回ビューティ&ウェルネス研究会を開催しました
『第21回スパ・ウエルネス学術会議〜美とは何か〜』と共催
2025年5月22日(木)、ビューティ&ウェルネス専門職大学にて『第21回スパ・ウエルネス学術会議』と共催で、第25回ビューティ&ウェルネス研究会を開催しました。
午前の部:表彰式とビューティコンペティションの発表
午前の部では、特定非営利活動法人 日本スパ・ウエルネス協会による各種資格取得者の表彰が行われ、続いて、前日に開催された『ビューティコンペティション2025』の結果発表・表彰式が行われました。
入賞者の名前が発表されるたびに、会場には大きな歓声が響き、喜びの涙を見せる学生の姿も。感動に包まれた表彰式となりました。
午後の部:2つの特別講演
午後からは、ビューティ&ウェルネス研究所による第25回研究会が開催され、2名の講師による講演が行われました。
小堀宗実 氏「茶の湯のこころ」
本学客員教授であり、遠州茶道宗家十三世 不傳庵を継承する小堀宗実氏による講演では、「美とは何か」という問いに、茶道の精神からアプローチされました。
講演の中では、
- 美とは自らの心を磨き、他者の喜びを共に喜ぶこと
- 道具の価値は古さではなく“思いを込めて受け継ぐ心”
- おもてなしはマニュアルを超えた“心”の対応
といった深いメッセージが語られました。
また、氏が主宰する「遠州流茶道こども塾」や、シンガポールなど海外での文化交流の様子も紹介され、茶道がもつ普遍的な価値に触れる貴重な時間となりました。
山田美保子 氏「接客がもっと楽しくなる7つのコツ」
続いて登壇されたのは、放送作家・コラムニストとして活躍する山田美保子氏。豊富な接客経験やメディアの現場で得た知見をもとに、接客を楽しくするための「7つのコツ」が紹介されました。
講演で印象的だったキーワードは:
- 挨拶の達人になる
- 初対面で好印象を与える工夫
- エレガントな言葉づかい(「励みになります」「とんでもないことでございます」など)
- お客様の“個人性”と“社会性”を見極めた対応
「推し(=好きなもの)を持つことが心の健康を支える」など、心が軽くなるアドバイスが多数あり、参加者の共感を集めました。
スパ・ウエルネス効果発表会
最後には、現役セラピストによるスパ・ウエルネス効果発表会が開催されました。ボディやフェイシャルの技術を通じて得られたお客様の変化を紹介しながら、エステティックの魅力と可能性が生き生きと語られました。
「人を幸せにする“幸福産業”としてのエステティックの力」を再確認する時間となりました。

ビューティ&ウェルネス研究会では、今後も各分野で活躍する専門家を招き、学びと気づきの場を提供してまいります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
