7月6日(木)、ビューティ&ウェルネス研究所第19回研究会が開催されました

今回は、東京藝術大学音楽学部邦楽科教授で、令和5年春に紫綬褒章を受章された萩岡松韻氏による箏の演奏が行われました。

箏の歴史や各部位の名称の由来、曲に込められた意味などの解説も織り交ぜながら、楽しく、かつ華やかに、邦楽の魅力を披露してくださいました。

学生たちも鑑賞させて頂き、ワークショップでは、学生たちも参加し、名曲『さくら』の演奏の手ほどきを受けることができました。

なかなか触れる機会のない日本伝統の音色に、熱心に耳を傾けていました。

後半は、室伏学長、籔内副学長も加わり、「人材育成と伝統文化の継承」をテーマに、3名によるパネルディスカッションが行われました。

時代とともに変わっていく学生や弟子に合わせて、指導法を変える部分、変えてはいけない部分など、長年芸術や教育に携わってきたそれぞれの経験を交え、活発で興味深いディスカッションが繰り広げられました。

『好きこそものの上手なれ』に表されるように、ひとりひとりと向き合い、それぞれの興味を引き出し、進むべき道に導くという教育の真髄を垣間見ることができました。

日本が誇る伝統芸術に触れるとともに、これからの大学を築き上げていくヒントが散りばめられた、非常に意義のある会となりました。

今後もさまざまなテーマで、QOLを高める研究会を開催いたします。

ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください！