齋藤 勝【講師】サイトウ マサル
教員
- 担当科目
- カウンセリング論/カウンセリング演習/サロンマネジメント演習
- 専門分野
- サロンマネジメント
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プロフィール
- 経歴
経歴
日本大学法学部政治経済学科を卒業後、大手エステティックサロンに入社し、現場での経験を積んだ。ブランドマネージャーとしては新技術のブランディングを担当し、全国の店長を対象にカウンセリング研修を企画・実施し、指導者の育成に貢献した。
営業エリアマネージャーとして国内サロンのマネジメントを担った後、海外展開担当として上海に赴任し、サロンの立ち上げとともに現地セラピストの教育・育成に携わった。帰国後は社員教育部門で中心的な役割を担い、セラピストの技術指導からマネジメント層の研修まで幅広く行い、人材育成を通じて組織の成長を支えてきた。
教育の現場で培った経験を活かし、現在は次世代の美容専門職を育成する教育者として学生指導にあたっている。
- 教育内容・研究内容
教育内容・研究内容
授業では、美容や健康サービスを提供するうえで欠かせない「カウンセリング」や「サロンマネジメント」を中心に学びます。カウンセリング論/演習では、理論の理解にとどまらず、実際の美容サロンや店舗で実践できる力を養います。アイモデル形式で学生同士がカウンセラー役とお客様役を体験することで、双方の立場から学びを深めることを重視しています。
また、サロンマネジメント演習では、店舗が安定して継続するために必要な「顧客満足」と「従業員満足」に焦点を当てています。グループワークを通じて、自分の意見を発表するプレゼンテーション力や、他者の意見を受け止めて自分の考えに活かすコミュニケーション力も磨いていきます。
教育においては、学生が意見を述べる機会を多く設け、その意見に対して丁寧にフィードバックを行うことを大切にしています。演習で扱う題材は常に新鮮であることを重視し、実際の現場で起きている情報を取り入れるよう心がけています。また、教育者としても現場を知る時間を意識的に持ち、常に最新の知識と経験を授業に反映しています。
研究テーマとしては、スパ&ウェルネスツーリズムの分野において働く人材に求められる能力を中心に探究を進めています。専門的なスキルや知識だけでなく、現場で必要とされる力や、それを企業がどのように教育しているのか、その方法と効果に注目しています。
こうした教育・研究を通じて、ビューティ&ウェルネス産業で長く活躍できる人材を育成することを目指しています。それぞれの学生が持つ資質を生かし、必要なサポートを適切に提供することで、この業界で働く人々の地位向上に寄与し、さらに人々のQOL(生活の質)の向上にも貢献していきたいと考えています。