清野 静香【講師】セイノ シズカ
教員
- 担当科目
- プランニング実習／トリートメント実践実習／ボディトリートメント実習Ⅲ／品質管理演習／総合演習Ⅰ･Ⅱ
- 専門分野
- 美容痩身学／栄養学に関する実務
特定非営利活動法人 日本スパ・ウエルネス協会 教育研究委員
一般財団法人 日本エステティック試験センター（JEEC） 試験制度運営委員会 副委員長
Message
授業では、身体や肌のしくみを理解するための学問と施術やカウンセリングといった実践的な学びを組み合わせ、お客様1人1人に寄り添う力を育てます。単なる「技術者」ではなく、「人を支え、人を笑顔にできる専門職」として必要な力を、理論と実践の両面から身につけてほしいと願っています。
美容の世界は決して楽な道ではありません。しかし、自分自身の可能性を信じ、努力をし続けることで、必ず「人に喜ばれる自分」へと成長することができます。本学での学びを通して、自分自身も輝きながら、人に幸せを届けられるプロフェッショナルを一緒に目指していきましょう。
プロフィール
- 経歴
経歴
大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻を卒業し、学士（家政学）を取得。
株式会社シェイプアップハウスにて勤務したのち、ミス・パリエステティックスクール、学校法人ミスパリ学園ミス・パリ・ビューティ専門学校で教育や運営に携わった。さらに、特定非営利活動法人日本スパ・ウエルネス協会において業界発展のための活動にも参加してきた。
現在は、学校法人ミスパリ学園ビューティ＆ウェルネス専門職大学に所属し、学生広報（BEWS）の運営を担当するなど、学生の成長を支える活動に取り組んでいる。これまでにCIDESCOをはじめとする国際ライセンスや数多くの資格を取得し、教育や業界発展にも貢献してきた。
- 教育内容・研究内容
教育内容・研究内容
授業では、学生一人ひとりがこれまでに学んだ美容や健康に関わる専門的な知識・技術を実際にどう活かすかを自ら考え、現場で応用できる力を育むことを重視しています。また、実習での「体験的な学び」と講義での「理論的な学び」を組み合わせ、バランスの取れた学習を大切にしています。
カリキュラム全体では、美容痩身に関わる実践的な技術を身につけると同時に、理論面も含めた統合的な理解を重視しています。さらに、基礎で得た知識を応用し、一人ひとりに合わせたアプローチを考える実習や、学内サロンの運営など実務に近い体験を通じて、経営・広告・接遇・品質管理といった多角的な実践力を磨けるように構成しています。このように基礎から応用、そして実務へと段階的に学びを深めることで、即戦力として活躍できる力を培います。
教育においては、学生の声に耳を傾け、多様な個性や強みを尊重しながら、安心して成長できる環境づくりを大切にしています。美容の仕事は「お客様を美しくする」だけでなく「心に寄り添い、信頼関係を築くこと」が求められるため、人間力（ライフスキル）の育成も欠かせない要素と考えています。
研究テーマとしては、「美容の現場で本当に必要とされる力（スキル）は何か」を明らかにし、それを大学教育にどう結びつけるかを探究しています。特に、社会人として活躍するための基礎力と美容専門職特有の力の両面に着目し、現在「美容専門職に求められる能力要素の抽出と測定尺度の開発」に取り組んでいます。そして、その研究成果を教育に還元することで、学生が自分の強みを発揮しながら長く活躍できる専門職へと成長することを目指しています。外見だけでなく心も健やかにし、人生を豊かにできる――そのような美容の仕事の魅力を学生とともに再確認し、未来の社会へ広げていきたいと考えています。
- 著書
著書
- ソワンエステティック理論Ⅰ～Ⅲ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2022年3月 第2版発行
- ソワンエステティック理論Ⅳ～Ⅵ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2022年3月 初版発行
- ソワンエステティック技術Ⅰ・Ⅱ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2023年3月 第2版発行
- ソワンエステティック技術Ⅲ・Ⅳ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2023年3月 初版発行
- ソワンエステティック技術Ⅴ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2023年3月 第2版発行
- スパセラピー 日本スパ・ウエルネス協会発行 2022年3月 第2版発行
- 美容電気脱毛学 日本スパ・ウエルネス協会発行 2023年3月 初版発行
- 美容痩身学 日本スパ・ウエルネス協会発行 2022年3月 第2版発行
- サービスマナー検定公式テキスト －サービスプロフェッショナルのためのマナーガイド－ 日本スパ・ウエルネス協会発行 2026年3月 初版発行予定
