
石舘 周三【准教授】イシダテ シュウゾウ
教員
- 担当科目
- 皮膚科学/香粧品学/総合演習「美容皮膚科学・化粧品学」
- 専門分野
- 生物化学/皮膚科学/香粧品科学/化粧品・美容に関する研究開発
理学博士
技術コンサルタント業
前:資生堂中国研究所総経理(総責任者)
Message
「Beauty is only skin-deep.( 美貌はほんの皮一枚 )」といいますが、わずか数ミリの厚さの皮膚は様々な情報を身体の中に取り込む窓であり、心や身体の状態を映し出す鏡でもあります。そして化粧品は皮膚に働きかけ、皮膚だけでなく全身さらには心の美と健康をもたらす助けとなるものです。
国内外30年以上にわたる経験を、未来を担う皆さんと分かち合い、共に学んで行くことを楽しみにしています。
国内外30年以上にわたる経験を、未来を担う皆さんと分かち合い、共に学んで行くことを楽しみにしています。
プロフィール
- 経歴
経歴
東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了、理学博士。
株式会社資生堂に入社後、研究員として皮膚科学の基礎研究に従事。その後、米国マサチューセッツ総合病院/ハーバード大学皮膚科学研究所において研究管理を担い、国際的な研究活動に携わる。帰国後は、資生堂(中国)研究開発中心有限公司総経理として拠点運営を統括し、グローバルな視点から体制整備に貢献。さらに、株式会社資生堂R&D戦略部長として研究開発戦略の立案と推進を担い、長期的な組織の方向性に貢献した。
- 教育内容・研究内容
教育内容・研究内容
担当授業では、①医学(疾患の治療)とは異なる美容の観点からの皮膚科学、②化粧品の成り立ち・成分・製造方法・使用方法・関連法規制などについて幅広く扱っています。
教育においては、科学的な厳密さを保ちながら、常に最新の技術情報やトレンドを取り入れることを大切にしています。
研究テーマ・関心領域としては、美容・化粧品に関する技術開発の動向や、世界各国における関連法規制を中心に取り組んでいます。これらの成果は、産業界での実践や国際的な動向への応用を視野に入れ、社会に還元していくことを目指しています。
- 論文発表
「中国における最近の化粧品産業の動向」 FRAGRANCE JOURNAL 37(2): 64-68
- 講演実績
- 2023年5月/第19回スパ・ウェルネス学術会議/「美のエビデンス」
- 2025年2月/JICAキルギス日本人材開発センター研修/”Cosmetic Business in Japan”
