
菅谷 正美【准教授】スガヤ マサミ
教員
- 担当科目
- コミュニケーション演習/ホスピタリティ論/ホスピタリティ演習/総合演習
- 専門分野
- 情報学/人文学/複合領域
経営管理修士(専門職)
株式会社シンフォニアコンサルタンツ 代表取締役社長
Message
様々な分野で人工知能やロボットがその能力を発揮し、重要な役割を果たしつつあり、「人との共存の在り方」といった話題が取り上げられています。それらを生むのも使うのも人であり、ホスピタリティやコミュニケーション力といった人の精神や知恵は、これからも社会において重要な意味を持ち続けます。
授業は、正解不正解で割り切ることのできないテーマを扱います。理論だけではなく、仲間とのディスカッションやワークを行います。そうしたインプット・アウトプットの楽しい活動を通じて、「コミュニケーション」や「ホスピタリティ」について、自分の考えや、そこに至る理由を語れるようになることを目標としています。
プロフィール
- 経歴
経歴
法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科にて経営管理修士(MBA)を取得。
1978年から2010年まで日本航空株式会社に勤務し、客室乗務員、チーフパーサー、マネージャーを経て、客室本部室長として約400名の組織運営管理に携わった。その後、2013年に株式会社シンフォニアコンサルタンツを設立し、代表取締役社長として、顧客サービス、組織運営、人材開発、人事評価を中心としたコンサルティングや研修を展開している。JICAをはじめ国内外の企業・大学で研修や講義を担当し、2021年から2024年にかけては法政大学地方共創プログラムアドバイザーも務めた。さらに、2015年から2023年までは株式会社日本開発サービス調査部主任研究員としてODAやJICA関連の国際協力業務に従事し、2025年からは法政大学にて社会連携PBL地方共創プログラムの兼任講師を務めている。
研究分野は、サービスマネジメント、ホスピタリティマネジメント、経営組織、人材開発に加え、異文化理解や社会連携PBL地方共創など、経営学と社会学を横断している。これらの専門分野と豊富な実務経験を基盤に、講義・研修を行っている。
社会活動としては、JICA専門家としてモンゴル、ベトナム、ミャンマー、キルギス、ラオスをはじめとする各国で顧客サービス品質管理や人材育成、リーダーシップ研修などの国際協力活動に従事。また、一般社団法人夢らくざプロジェクト理事(2012年~)、社会福祉法人三つ葉会評議員(2017年~)、SGSジャパン株式会社諮問委員(2023年~)としても活動し、幅広い分野で社会に貢献している。
- 教育内容・研究内容
教育内容・研究内容
担当授業では、理論と演習を組み合わせ、両面から学びを深められるように授業を構成しています。演習は理論の基盤の上に成り立っているため、知識と実践を往復しながら理解を広げていくことを大切にしています。教育においては、学んだことを知識として蓄えるだけでなく、日常生活やアルバイト先など、実際の場面で活かすことを重視しています。学生から「授業で学んだことを実践したら良い成果があった」といった報告を受けると、何よりの喜びを感じます。
研究テーマとしては、異文化理解や異文化コミュニケーション、顧客サービス品質の向上を取り上げています。これらの研究を通じて、日本および海外で活躍できる優れた人材の育成に貢献していきたいと考えています。
- 論文発表
論文発表
- 『日本と台湾の架け橋となる中華系人材の育成プロジェクト ~日台の連携を強め、アジアの経済及び人的交流の発展を促進する~』(2013年3月:法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科)
- 『日本と母国の懸け橋となる外国人人材育成についての一試案』(2015年11月 経営情報学会)
- 講演実績
講演実績
- MJITT JACTIM Career Fair Japanese Business Industry Symposium 2021/Sep
マレーシア国際工科学院MJIIT(マレーシア工科大学UTMの学術機関)でのゲストスピーカー
タイトル:「Universal Values and Intercultural Communication」 - リカレント教育講演 (文京区主催) 2023年9月
リカレント教育セミナー「女性が学び直しで活躍するために心に留めておきたい大切なこと」
- MJITT JACTIM Career Fair Japanese Business Industry Symposium 2021/Sep
