学びの特色feature

ビューティ&ウェルネス専門職大学の学び

美と健康に関する高度な専門性と経営マネジメントの両方を身につけます

保健衛生、医学・自然科学など、学問的な知識を活かせるよう幅広い分野を横断的に学ぶ

肌や全身の状態、食と運動、化粧品の成分、心の状態、色彩心理など、科学的な判断ができるための知識を身につけ、実際の仕事の場面で活かせるようになることを目指します。また直接人の肌に触れ、トリートメントを行なう際の健康被害のリスクをゼロに近づけるため、効果を正しく評価するためのデータサイエンスの技法も学びます。ビューティ&ウェルネスの分野でより高品質なサービスを提供できるセラピストや業界にイノベーションを起こす人材を育てます。

顧客の魅力を発見し、最大限引き出すプログラムの提案を行い、「ウェルネス」に導くことで、より高い満足を提供できるように

以前の美容は若くみせることが重視されましたが、現代ではそれぞれの年代に応じた自然な美しさを大切にするようになっています。そのため、パターン化したサービスではなく、一人ひとりに異なる目標を設定し、結果に対して満足いただけるプログラムを提供する必要があります。 その人の職業や社会との関わり、生活様式、美的感覚や時代的な嗜好を理解することが不可欠です。語学や美術、身体表現などを体験できるカリキュラムで人間的要素も高めていきます。

日本のおもてなしの心を大切に、マネジメント力を身につけ、社会での実践的な力を高める

ホスピタリティのマインドやコミュニケーション力など、学年が上がるにつれて社会での実践力を段階的に着実に修得できるようカリキュラムを編成しています。将来的に組織のマネージャーや経営者として、ビューティ&ウェルネス産業のビジネスモデル創造にかかわる経営理論も学びます。起業マインド、経営、管理能力、人材マネジメント力などを身につけた卒業生から、企画・開発者、管理職、コンサルタントなど、業界のリーダーが生まれることを期待しています。

現場に即した授業や実習が豊富、企業経営者とのディスカッションも予定

専門職大学では実際の企業等での臨地実務実習などの時間数が4年間で20単位(約600時間)と長時間にわたり、専門的かつ、応用的実践力を身につけることができます。実務家教員による授業では実際の現場を意識した学びを得ることができ、ビューティ&ウェルネス産業にかかわる企業経営者の方とのディスカッションなども設けられます。

人生に豊かさや幸福をもたらす ビューティ&ウェルネスの可能性

Beauty&Wellness × [   ] = Changing the World

01 Beauty&Wellness × [ Professional ]

卓越した技術と知識で利用者の希望を叶え洗練されたおもてなしで感動を提供する

食生活、運動習慣、働き方など、ライフスタイルの変化が早い現代社会では、ビューティ&ウェルネスサービスの利用者の価値観も多種多様です。求められるサービスレベルも、より高度に複雑化しています。年齢や性別が異なれば、利用する目的も求める価値も違うのは当然でしょう。その違いを受け入れながら、ケースバイケースで最適なサービスを提供できる能力がセラピストに求められています。たとえば、同じ利用者でも、時間の経過とともに求めるものが変化します。痩せて健康になるためにエステティックサロンに通い始めた方も、健康を手に入れると、今度はより自分に磨きをかけるため通うようになります。その時に必要になるのが、健康のためのアドバイスにとどまらず、スキンケアやメイク、ファッションなどをトータルでプロデュースできる提案力、変化するニーズを柔軟に受け止め、価値観に合わせてサービスを提供することが重要になります。
技術と知識を兼ね備え、その利用者が理想とする美しさと健康をトータルプロデュースできる、真のプロフェッショナルが、今、求められています。

How to study 学べるポイント・将来像

個々人が理想とする美しさと健康のために、最適なサービスを実現できるプロフェッショナル

顧客のニーズが高度化していく中で、トリートメントを中心とした技術や専門知識はもちろんのこと、どのような状況にも対応できる広い教養、利用者と信頼関係を築くためのコミュニケーション能力とホスピタリティ能力が必要となってきています。さらには、人体に直接触れる職種であることから、基礎的な医学や公衆衛生の知識を基盤として、個人の健康状態を科学的に分析し、健康維持・増進をサポートできる能力も欠かせません。
基礎医学をもとに、実践的な力を磨くことによって、将来の活躍の場も広がっていくでしょう。

02 Beauty&Wellness × [ Quality of Life ]

人生100年時代を幸せに生きるため新しいケアプログラムで美しく健康に

医療の進歩や、食生活、住環境が良くなることで平均寿命が延び、日本をはじめとして世界各国で高齢化が進んでいます。ただ長生きするのではなく、病気をせずに健康でいることが、社会全体にとっても、高齢者一人ひとりにとっても実はとても大切。スポーツなど運動が体に良いのは当然として、美容にも健康をもたらす働きがあるのをご存じでしょうか。
自分に自信をもって、いきいきとして過ごすことで、外見の美しさだけでなく、心理的な面からも健康な状態が作り出されるのです。たとえば、毎日笑顔で暮らすことは、精神のバランスを良好に保ち、免疫力を高めて病気になりにくい状態を生み出すといわれています。そのためには、美容だけでなく、栄養、睡眠など、トータルに美と健康の質を高めることが重要です。
美容やエステというと対象や内容を限定して考えがちですが、より広い可能性を秘めています。心と身体の健康にプラスの働きをもたらす新しいケアプログラムが、いきいきと人生を送る人を増やすに違いありません。

 

How to study 学べるポイント・将来像

美と健康の専門知識と幅広い教養で、豊かなライフスタイルを提案できるプロフェッショナル

これまでの美容やフィットネスのプログラムは、パッケージ化されたものが多く、さまざまな年代、価値観、志向の異なる利用者に対応しきれていない部分がありました。
これからのサロンやスポーツジムでのサービスは、一人ひとり異なる要望に合わせて、いかに納得感や満足感を高めていけるかが重要になります。そのためには、利用者の社会経験や価値観の違いを踏まえ、科学的なデータを正しく利用したうえで、効果や目標を提案できる対応力が求められます。理論と実践の両方を身につけたビューティアドバイザーやパーソナルトレーナーへの期待が集まっています。

03 Beauty&Wellness × [ Quality Management System ]

サロンや店舗の働き方をITで効率化 顧客と従業員、両方の満足度を向上

共働き家族の割合は増え続け、働くお母さんは珍しい存在ではなくなりました。育児や家事を分担して行う男性は増えているものの、どうしても女性の負担が多くなりがち。とくに小さなお子さんがいる場合、毎日時間に追われている女性は少なくないでしょう。エステや美容サロン、スパサロンなどの業界では、女性の利用者の比率が高く、働き手も女性が多くを占めます。あるサロンではITの仕組みを活用し、女性スタッフが動務可能な日時に合わせて、予約を受け付けるシステムを開発。顧客、従業員も、入力はスマートフォンで完了するため、お互いに手間や負担がありません。これはサロンを経営する側にとっても大きなメリットがあります。動務予定の調整の面倒が省けるうえに、労働時間や売り上げの管理などの一元化が可能に労働条件の良い、働きやすい会社には、より優秀な人材も集まってきます。こうしたイノベーションで、サービスや企業価値を高めていくことが、ビューティ&ウェルネス業界の未来を変えていくはずです。

How to study 学べるポイント・将来像

サービスの価値を科学的に捉え、課題を解決し、安心・安全な店舗を支えるプロフェッショナル

利用者に満足してもらえる高いレベルのサービスを提供するには、スタッフ一人ひとりが能力を十分に発揮できることが重要。女性の場合は結婚後も 働きやすい環境をつくることで、継続的に専門知識や技術を高めていくことが可能になり、それが企業としての強みになっていきます。利用者とスタッフをつなぐITを使った仕組みはその一例。プログラミングなどは専門の企業に依頼すればよいのですが、何が課題か、どうすれば解決できるのかを考えられる ことが大切です。サービスの価値を科学的に捉え、店舗運営や人材育成にかかわる力をもった人材が、ビューティ&ウェルネス産業で求められています。

04 Beauty&Wellness × [ Innovation ]

日本ならではの"美と健康の文化"を生かした、新しいサービスを事業化

世界の有名リゾートには、その国の伝統的な美意識や価値観を取り入れたスパがあり、それを目的として大勢のツーリストが訪れています。
日本の温泉文化をスパセラピーへと価値を転換することで、健康と癒しの魅力を、グローバルに発信することが可能になるでしょう。観光が日本の主要な産業の一つとなった今、温泉は海外に向けた魅力的なコンテンツとなる可能性を秘めています。観光と健康、癒しと美容を融合させた体験プログラムは、世界から注目されるに違いありません。日本の自然環境が作り出す天然素材の美容品、伝統的な暮らしの中で受け継がれてきた健康の知恵、日本らしいホスピタリティ=おもてなしの心、そして最新の科学的な知識・技術にもとづいたサービスで、新しい価値を多くの人々に感じてもらえるはずです。そのためには、サービス内容や運営の仕方を検討し、分かりやすい情報発信が重要になるでしょう。日本の美と健康の可能性を広げる新しいサービスで、新しい価値を生み出す人材が求められています。

How to study 学べるポイント・将来像

「日本の“美と健康の文化”を理解し、グローバルな視点で
ビューティ&ウェルネス産業をリードするプロフェッショナル

セラピストとしての専門知識や技術をベースに、美と健康に関する伝統文化や、商品企画、経営などの簡広い知識を身につけることで、既存のサービスを変え、これまでにない新しいサービスを開発することが可能になります。海外のツーリストや日本国内向けのサービスとして、金沢の金箔、瀬戸内の塩、伊豆大島の椿油など、日本の伝統的な素材を取り入れたスパセラピー事業が既に実現されています。ピューティ&ウェルネス産業は世界的にこれから成長するマーケットであり、観光や医療など既存の分野と融合することで、新しいサービスがさらに広がっていくことが考えられます。

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